日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2023年2月28日話し方は『できる』が大事!


★日本話し方センターの講義内容はとてもシンプル


日本話し方センターでは、単なる『話の仕方』だけでなく良い人間関係を作るコミュニケーション全般についてご指導しています。話し方はコミュニケーションそのものですので、単に話がうまくなるだけでなく、相手に共感してもらい、場合によっては話した通りに行動してもらわなくてはなりません。そのためには相手に受け入れてもらえる話し方をする必要があります。私たちは、このことを視野に入れたカリキュラムで日々、受講生に話し方を学んでいただいています。
そして、そのカリキュラムの特徴は『とてもシンプルでわかりやすい』です。



例えば、講師が受講生にアドバイスしていることは、このようなものです。
・一番後ろの聞き手にも届くような大きな声で話しましょう
・笑顔で話しましょう
・話す前にどういう話をするのかを短い言葉で伝えましょう
受講生の特徴に応じて講師のアドバイスするポイントは異なりますが、何れにしてもその内容はわかりやすいものばかりです。世の中にたくさん出回っている話し方に関する本を読めば、こういうポイントはこれでもかというくらい書かれています。決して目新しい事ではありません。では、なぜそのようなシンプルなことをアドバイスしているのでしょうか。



★話し方はスキルなので実践が大事


それは、上に述べたようなシンプルなことが自分ではなかなか実行できないからです。話し方は『わかる』ではなく『できる』にならなければなりません。
このことについて過去にTwitterにも投稿しています。





話し方が苦手なので数冊の本を読んだけど一向に話はうまくならない、という人は、本を読むだけで実際に書かれているように行動しようとしないからです。人は以前と違うことをすることに抵抗感があります。ましてや、以前から苦手だと思っていることであれば、積極的に取り組もうとは思えない。これは人間として極自然な感情です。



★苦手なことを敢えて行う場を作る


だから、話し方教室のように強制的に苦手なことをトレーニングする場が必要なのです。そして、その場は大きな声で話すなど、今までの自分には抵抗のあることをあえてやる場なのです。苦手なことをやる場を持つ効果はかなり大きなものがあります。
まず、そうした場に身を置くと、誰しも自然に覚悟が決まり少しだけでもトレーニングに取り組もうとします。そして、教室でやってみて大きな声で話す感覚がつかめると話すことに対する抵抗が少しだけなくなります。「やれるかも知れない!」という手応えを感じることが出来るからです。この手応えをもとに思い切って職場や家庭で大きな声で話してみると、ちょっとした達成感が生まれます。周囲の人から「声が大きくなって聞き取れるようになったよ!」なんて言われると、うれしくてもっとやってみようという気になります。



★シンプルなことの成功体験が好循環を生む


単純なことを実行して成功体験を積んだことで意欲が生まれ「またやろう!」と思います。何度か繰り返すうちにそれがスキルとして身についていきます。そうすると、更に成長していこうという意欲が生まれます。まさに好循環ですね。
私は、話し方に限らず、世の中の大切なことは結構シンプルなものが多いと思っています。だから、聞けば『わかる』。でも、それがなかなか『できる』ようにならないのです。『できる』ようになるためには、それなりにトレーニングできる『場』や日常とは切り離した特別な『時間』が必要になります。繰り返しになりますが、それは自分だけでは取り組もうという意欲が生まれないし、生まれても三日坊主になりがちだからです。何かを身につけたい、と思ったら、それに相応しい『場』や『時間』を設けてください。そして『わかる』を『できる』にしてください!



★日本話し方センターでトレーニングをしましょう!


日本話し方センターのベーシックコース2日間集中セミナーは、シンプルなことが日常の様々な場面で『できる』ようになるためのトレーニングの『場』です。話し方の専門家が受講生一人ひとりに合ったアドバイスを行って、皆さんの成長をサポートしています。ぜひ受講をご検討ください!

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